キャッシング基礎知識
キャッシングとは?
あらかじめ契約しておくと、一定の範囲内でお金が借りられるシステムです。多くの場合、担保も保証人も必要ありません。その代わり個人の信用を基礎としていますので、借りられる金額に限度があります。
キャッシングとローンはどう違うの?
明確な違いはありません。会社によっては、一括返済を前提とした短期の貸し出しをキャッシング、分割払いの中長期の貸し出しをローンと呼んでいます。
金利は高いんじゃないの?
担保や保証人が必要な融資とは違いますので、若干高めになっています。法律で金利は最高29.2%までとなっていますので、これ以下で各社が決めています。借りた金額や審査によって金利が変わることもあります。ほとんどの場合、金利は日割りで計算されますので、借りた金額と期間に応じた金利が発生することになります。
金利はどうやって決まるの?
各社の金利は様々な要因で決まります。大きな要因は、貸し倒れリスクをどこまで取るかということです。融資に貸し倒れは付き物で、貸すほうは貸し倒れに対してのリスクを常に抱えています。貸し倒れリスクの少ない相手(収入が安定している、返済実績があるなど)に対しては、低金利でも利益を出すことができますが、そうでない相手には、ある程度の金利を載せないと結果的に赤字になってしまうのです。つまり、融資を行う際の基準が厳しければ、その分低金利になるということができるのです。
貸出しリスクが高いからといって、いくらでも高い金利を設定できるわけではありません。利息制限法という法律で元本10万円未満20%、10万円から100万円なら18%、100万円以上ならば15%が金利の上限となっています。しかしこの法律には罰則がないので、もう一つの出資法という法律で金利は年29.2%までと制限されます。こちらは刑事罰がありますので、通常はこの金利以上になることはありません。実質年率29.2%以上の高金利で貸している業者は違法な闇金融ということになります。
| 金利 | 金融業者 | 特徴 |
|---|---|---|
| 8%から18% | 銀行系フリーローン | 比較的審査が厳しいが限度額も100万円から300万円程度までと大きい。 |
| 15%から29.2% | 消費者金融(カードローン)、クレジットカード | 比較的審査が簡単。限度額はほとんどの場合50万円まで。 |
実質年率って?
ほとんどキャッシングサービスでは、日割りで金利が計算されます。この計算の元になる利率で、お金を一年間借りたとしたときの利率になります。 実際には日割りですので、次のような式で計算して金利の金額を計算します。
借入残高×「実質年率」÷365×借入日数
たとえば10万円を30日間、実質年率29%で借りたとすると
100000 × 0.29 ÷ 365 × 30 = 2384
となります。したがってこの金額以上で返済しないと元本は減らないということになります。
低金利で借りるにはどうすればいいの?
金利は、あなたの信用力で決まりますから、定職・定収入があり実績がある人が低金利で借りることができます。難しいことですが、余裕があるときに、低金利の銀行系のローンカードを作っておくことです。また、銀行系、消費者金融系に限らず、実際に借りたときにはきちんと返済し、実績を作っておくと次回の利用時に金利が下がることがあります。始めて利用する場合には、各社が決めている金利の上限が適用されると考えておくべきでしょう。
オンラインキャッシングとは?
オンラインで申し込むことのできるキャッシングサービスです。申し込みはオンラインでできますが、審査を受ける場合には、運転免許証・保険証など本人を証明するものが必要な場合が多いので、すべてオンラインだけでできるわけではありません。一度審査を通ってからは追加の融資の申し込みをオンラインでできることもあります。審査は店舗などで行われるものと同じように行われます。
借りる目的は何でもいいの?
フリーローンと呼ばれるものは、借りたお金の使い道を限定しません。目的形ローンなどと呼ばれるものは見積書などを必要としますが、金利が比較的安く設定されていることがあります。ただし、フリーローンもほとんどの場合は、事業などには使用できません。個人事業や会社経営などを行っている人が事業の資金として使用する場合には事業者向けローンを利用してください。
いくら貸してもらえるの?
各社は商品毎に最高融資額を決めています。実際に融資が受けられるのは、審査の結果決定されます。通常は50万円程度が限度です。200万円、300万円を限度額としている会社もありますが、これは他社借入れをまとめてしまいたいといった特別な事情があるときにのみ、設定されるものです。限度額は返済状況などを元に定期的に見直しされるようです。リボルビング方式の場合は、設定されている金額まで何度でも借り入れることができます。
返済はどうすればいいの?
返済方法は各社さまざまです。銀行やコンビニのATMから返済できる場合もあれば、営業所の窓口に持っていったり、振込みをする方法をとっている場合もあります。キチンと返済するためにも返済しやすい方法を提供している貸金業者を選ぶ必要があります。
返済しないとどうなるの
現在は消費者保護の法律などが整備されているので、ちゃんとした業者では無理な取立てなどはありませんが、きちんとした返済をしないとあなたの信用を傷つけることになります。信用に傷がつくと、新たにお金を借りることができなくなることがあります。
私の信用情報はどのように管理されているの
人によっては複数の会社からお金を借りている人もいます。各貸金業者がどんどん貸すと、一人で多額の借金を抱えてしまう人も出てきてしまいます。このような状態を防ぐために個人の信用情報を管理している機関や会社(※1)があります。 これらの機関には、お金を借りている人の情報が各貸金業者から登録され、他の貸金業者が参照できるようになっています。実際にお金を借りるときには、どのような機関や会社に情報が登録されるか、契約書類にかかれていますので必ず確認してください。また、本人であれば登録されている自分の信用情報を確認することができます。まずはこちらの全国信用情報センター連合会で確認して下さい。
※1:全国信用情報センター連合会という貸金業者を主な会員とする信用情報機関によって構成される団体や株式会社シーシービーなど
私のどんな情報が管理されているの
情報を関する機関や会社によって異なっていますが、おおむね下記のようなものです。詳細は各金融機関のWebサイトで見ることができます。
| 登録情報 | 登録期間 |
| (1)本契約に係る申し込みをした事実 | 金融機関が当該個人信用情報機関に照会した日より3ヶ月間〜6ヶ月間を超えない期間 |
| (2)本契約に係る客観的な取引事実 | 契約期間中および契約終了後5年を超えない期間 |
| (3)債務の支払を遅延した事実 | 契約期間中および契約終了後5年を超えない期間 |
つまり、金融機関に申し込んだこと・利用したこと・遅延したことが記録されているということです。特に注意すべきは申し込んだだけでも記録されるということ。いろんなところに手当たり次第に申し込んだりすると、どんどん審査で断られやすくなるということです。申し込みは慎重にしましょう。また、利用中の遅延も長く記録に残ります。注意が必要です。
このサイトの情報はどういうもの?
各貸金業者などの情報をまとめて提供することを目的としています。できるだけ正確な情報を掲載するように心がけていますが、事情により情報の修正が間に合わないことがあります。各サービスをご利用になる際には、各社のWebサイトや申込書類に添付されている契約条件を説明する書類でご確認ください。
参考リンク
| 日本金融新聞 消費者金融会社融資残高ランキング(日本金融新聞) |










































